Hindemith Blog

作曲家パウル・ヒンデミットについて書くブログ

「白鳥を焼く男」と第4回東京国際ヴィオラコンクール

ヒンデミットと言えばヴィオラ。彼の一番得意な楽器だからです。ヒンデミットのヴィオラ曲と言えば、なんでしょうか。人によって様々な意見が出ると思います。その意見の一つにあげられるのが、「白鳥を焼く男」です。ドイツ語で書くと、Der Schwanendreher…

オペラ《カルディヤック》

ヒンデミットのオペラが日本で上演されることはとても稀です。その例の一つが2013年3月1-3日に新国立劇場で上演された《カルディヤック》日本初演です。 まずあらすじ。舞台は17世紀パリ。金細工師のカルディヤックの作品を持つ人が殺され、金細工が盗まれる…

作曲の変遷1

ヒンデミットも生まれた時から交響曲やオペラが書けたわけではありません。 彼がどんな曲を作ってきたのか、作曲の変遷を追いかけます。今回は1回目です。 少年パウル・ヒンデミット氏は、9歳から始めたヴァイオリンが大変上手だったようで、13歳(1908年)の…

ヒンデミット家

パウル・ヒンデミットの家族について書きます。 情報源はこちらの本。ドイツ語です。本を書いているのは、ドイツのフランクフルトにある、ヒンデミット研究所の取締役だった、ギゼルヘア・シューベルトさん。 <a href="http://www.amazon.co.jp/Paul-Hind…

THE GLENN GOULD READER2

今回もグレン・グールドリーダーのヒンデミットに言及している部分を取り上げます。 Glenn Gould Reader メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 文章のタイトルはこちら。 ・A TALE OF TOW MARIENLEBENS MARIENLEBENは…

THE GLENN GOULD READER

ピアニストのグレン・グールドさんがヒンデミットについて書いた文章があります。 Glenn Gould Reader メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る グールドさんの書いた文章やインタビューがまとめられた、こちらの本です。背表紙の厚さが2,5セ…

「はじめての音楽史」

ヒンデミットって音楽史の中でどんなところに位置している人なんでしょう。 ウィキペディア見ても、さまざまな楽器を演奏できて、作曲も指揮も教育もした人ってことはわかるけど、音楽史の中でどんな位置にいるのかピンとこない。 そんなときに「はじめての…

ブログ始めます。

はじめまして。 名前はマルミナ・ブラーナです。 よろしくおねがいします。 ドイツの作曲家、パウル・ヒンデミットについて書いていきたいと思っています。 パウル・ヒンデミット - Wikipedia 最終目標は来るヒンデミットイヤー西暦2045年(生誕150年)、2063…